20_心霊スポットに全裸で行くことになった話
- 管理人
- 2024年7月17日
- 読了時間: 4分
数年前、友人3人と有名な心霊スポットに肝試しに行くことになりました。
夜8時過ぎ、僕たちは車で目的地に向かいました。友人の1人が運転をし、カーラジオから流れる音楽やおしゃべりで、車内は和やかな雰囲気でした。会話をしている間に車はどんどん進み、あっという間に目的地に到着しました。
なぜかじゃんけんをし、負けた人が1人で心霊スポットまで行って、自撮りをして帰ってくることになりました。そして残念ながら僕が負けてしまいました。
僕は気が弱く、ちょっとしたことでビクビクしてしまう性格です。心霊スポットに行くのを嫌がっていると、友人の1人がこう言いました。
「エロい気分になってたら霊につかれないらしいよ」
「どっどういうこと?」
「霊はもう死んでるだろ? それでエロい気分のときに子作りするだろ? つまり、エロいやつは生命力がすごいから嫌うらしい」
「本当なの? それ」
その場にいた全員が笑いましたが、僕は少しだけ心が動きました。それから数分間もたもたしたあと、全裸で心霊スポットに向かうことになってしまいました。車で服を脱ぎ、外に出ると生ぬるい風が体に吹き付け、思わず身震いしました。
「チ〇ポを勃起させろ」
友人の1人が僕のしょんぼりしたチ〇ポをいじり始めました。手のひらで握り、上下に擦ります。
「ほら、早く勃起させろよ」
「うっうん……。んああっ……」
もう一人の友人も加わり、2人がかりで僕のチ〇ポをいじり始めました。片方は皮を剥かれ、敏感な部分をつねられます。もう片方は乳首を手いじってきます。
「ああ、気持ちいい……」
僕は声を出してしまいました。友人たちは笑いながら僕のチ〇ポと乳首をいじり続けます。気付くとチ〇ポは完全に勃起していました。大きくなったチ〇ポを見て、友人たちは歓声を上げました。
「ほら、これで十分だろ?」
「さっさと行ってこいよ」
友人たちに背中を押され、僕は懐中電灯で足元を照らし、スマホを握りしめて心霊スポットへ向かって歩き始めました。
夜の森は不気味でした。木々の間から時折風が吹き抜け、葉や枝がカサコソと音を立てます。必死になって前に進みました。エロい気分になれば霊につかれないと言われたものの、そんな気分になることはできず、ただひたすら恐怖と戦いながら歩き続けました。
15分ほど歩いたでしょうか。目的地に到着しました。そこは古びた校舎でした。周りは高い木に囲まれ、まるで閉じ込められたような雰囲気でした。
「ふう……」
僕は大きく息を吐き出しました。心臓はバクバクと激しく鳴り、手足はガタガタと震えていました。校舎の壁に近づき、懐中電灯をいい感じにセットして、スマホのカメラを起動しました。インカメラにすると、照らされた全裸の自分の姿が映っています。
「ああ、やっぱり恥ずかしいな……。とにかく早く撮影して終わらせよう」
意を決し、カシャリと写真を撮りました。何枚か撮影していると、どこからか物音がしました。辺りを見渡しても誰もいません。風か何かだろうと考え直し、あと3枚撮って戻ることにしました。
少し離れたところから校舎をもう一度見ると、
「ひいっ!?」
思わず声を上げてしまいました。2階に人影が見えました。窓際に立ち、こちらをじっと見下ろしています。なぜか目が光っており、凝視していると目が合ってしまいました。白いワンピースを着た女性でした。
「うわあああああっ!」
僕は全力で走り出しました。友人たちの待つ場所へ向かおうと必死になって森を駆け抜けました。背後から追いかけてくるような気配がして、体中から冷や汗が流れ落ちます。
「助けて……助けてくれええええええっ!」
叫び続けながら、どうにか友人たちのところへ戻ることができました。息を切らせ、地面に座り込んだ僕を見て、友人たちは心配そうに近寄ってきました。
「どうしたんだよ、そんなに慌てて?」
「校舎に女性がっ。女性がいたんだよっ。僕を見てたっ! 早く帰ろうっ!」
僕の様子を見て、友人たちも青ざめていました。急いで車に乗り込み、すぐさまその場を離れました。幽霊をつれていかないために、車の中で乳首とチ〇ポをいじってもらい、エロい気分にしてもらいました。
その日は友人のマンションに泊まることになり、塩で体を清めて、派手に射精しました。
その後、ネットでよく調べてみると、その校舎は以前に火事で全焼したことがあるらしいと書かれていました。たまに亡くなった生徒や教師の霊が出るようで、今でも周辺住民に語り継がれているそうです。
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